木部や鉄部の塗装耐用年数は短く、ともに3~5年程といわれています。外壁と比べ、早いサイクルでの塗り替えが必要です。

木部劣化・基本は3度塗り

痛みやすく劣化も早いので、木部塗装は3度塗りが基本。板張りの外壁、破風板、木材製のドア、濡れ縁などに使用されている木材。木部の痛みは、紫外線、湿気の影響等で雨や霧、黒カビ、腐食が発生し、伸縮などで塗膜が剥がれてしまいます。

一見すると痛んでいないように見えても、中ではスポンジ状になって腐っている場合もありますので、調査しにくい2階の部分などは、足場を組んで点検してもらう事が必要になってきます。

また、方角によっても痛み方は異なり、一般的に紫外線がよく当たりやすい南側は特に痛みやすいようです。基本は3度塗りですが、木部の南側では、塗料の吸い込みが激しく3度塗りでは足りない場合があります。

反対に影となる北側では、2度塗りに抑えた方が、全体のバランスがとれる事もあります。状況によって塗り方を変えてもらいましょう。

塗り方は、しっかりと下地の調整を行い、「木部専用の塗料」で塗装してもらいます。「木部専用の塗料」は、雨や紫外線から受ける風化、腐食を防止するシンナー溶剤、シリコン塗料などで耐久性を上げる仕上げ作業が肝心です。

また、下塗りの場合は、仕上げの色と異なるので、下塗りの塗装が行われているかどうかは、目で確認できます。事前に下塗りの色を確認しておくのも良いかも知れません。

鉄部塗装・サビには要注意

門扉、フェンス、シャッター、手すりなどに使用されている鉄。鉄部の塗装は、雨や風、直射日光により、腐食し、塗装が剥がれてきます。特に要注意なのは、サビによる劣化です。

サビを長い間放置し、腐食が酷くなってしまうと鉄の強度がなくなり壊れてしまいます。塗装では長持ちしない場合もあり、溶接補強や取り換えが必要となり、費用がかさんでしまいます。

塗装の際には、サビを落とし、下地を研磨する「ケレン」という作業と耐候性と耐水性に優れた専用のサビ止め塗料を使用する事が大切です。